金田アツ子さん原画 ② 「終わりの日まで」

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ネットショップ「 乙女屋 」さんから、注文の品が届きました。
 
金田アツ子さん原画=「 終わりの日まで 」= 
 
 
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夜桜と月明かり。
そこに佇むのは、ふたりの女学生。
 
着物姿が多い金田さん作品の中で、
ごく少数のセーラー服姿。
 
いつか訪れる「卒業」を、
淋しい運命として迎えるのでしょうか。
 
ふたりの少女の物語を、
連想させてくれる一枚です。
 
 
 
 
 
 
この絵からイメージするのは( 戦前・昭和十年代 )の女学生。
断髪にセーラー服。戦前当時は、知的でモダンな姿でした。
 
昭和十年代は、女学生文化のひとつの集大成であった時代です。
「 少女の友 」と中原淳一のイラスト。吉屋信子少女小説
趣向を凝らした美しい雑誌付録の数々。
 
ある意味、特権階級でもあった昔の女学生。
だからこそ・・・・・。
自分の意思で、卒業後の選択が許されない境遇でもあります。
 
(卒業)とは、現在と比較にならないほど、深く重みがある人生の岐路でした。
 
 
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さて。考えた末、この作品を寝室に飾ることにしました。
金田さんの原画は、寝つきが悪い自分も静かに落ち着かせてくれます。
 
モダン少女浪漫の乙女たち。
彼女たちは、どんな素敵な夢を描きながら眠りに付いたのでしょうか・・・☆★
 
 
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