中原淳一展

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平成の現代、再評価の高い「 中原淳一 」の世界
褪せることのない=「中原スタイル」
平成の女性たちをも惹き付ける、その完成度。
全国各地で「 美しく生きる 中原淳一展 愛する心 」が開催されています。
 
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1984年 「 ギャルズ特別編集号 」で、はじめて中原淳一先生を知りました。
昭和59年 「 ギャルズライフ 」の中原淳一特集記事。
※ 「 ひまわり 」復刻版出版記念 
 
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掲載の「 ギャルズライフ 」
問題視もありましたが、実は、こんなオトメな特集記事もあったのです・・・! 
高校三年生だったワタシは「ひまわり少女」に思いを巡らせ、記事を保管していました♪
 
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※ 「 ギャルズライフ 特別編集号 」 巻頭の紹介文 ※
 
【ひまわり】はあなたのお母さんたちが少女のころ、毎月1ページ、1ページを胸ときめかして開いた、少女雑誌です。スタイル画や部屋の工夫、少女小説や名作物語・・・・・。
昭和22年、戦後の焼け野原の現実に、夢のように咲いたのが「ひまわり」でした。
表紙の瞳の大きな美少女を描いたのが、昨年亡くなられた中原淳一氏。
昭和21年にやはり中原氏が生んだ女性雑誌【それいゆ】に引きつづき、いい女性になるためにはいい少女を育てなくては、という願いで中原氏が10代の女の子のためにつくったのです。
今見てもホントにカワイイ【ひまわり】、特別版を公開よ!
 
    
 
 戦前「 少女の友 」で頭角を現し、
戦後「 ひまわり 」で才能すべてを開花した中原淳一
 
 
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戦前の中原は、人形作家としてデビュー。
挿絵画家で人気を博しました。
 
大きくデフォルメされた瞳と、
西洋人のようなスタイル。
 戦前とは思えない、少女マンガの原型です。 
 
※ 画像 【 中原淳一の世界 】 サンリオ出版 ※
 
 
 
 
  
 
 
 
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そして・・・・・、ここからはちょっと番外編。
群ようこさんの読書案内形式のエッセイで、こんな中原淳一を知りました、、、、、
 
 そのタイトルは=「 神さまの罵声 」 
奥様である、葦原邦子さん。
ご子息である中原洲一氏。最も身近な視点からみた、中原像。
 
理想の女性像を求める余り、女嫌いだった中原淳一。 
ご親族の証言にみられる中原氏の「女性嫌い」と「蔑視」。
これには・・・・・驚きました!(@_@) 
 
(中原の描く少女像に憧れていた)という、群ようこさん。 
群さんの筆によって、切なく評されている「人間・中原」の姿。
 
それもまた・・・・・。美しい世界との矛盾した真実。 
 
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日本全体が、貧しかった当時。
中原氏の提案する生活スタイルは、現実とは激しく隔たりがありました。
 
現代の私たちの姿は、中原淳一の目にはどう映るのか。
氏の理想郷に、少しでも・・・・・近づけたのでしょうか・・・?
 
 
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