可愛い双六

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そろそろ、華やかな画像をお届けしましょう!「 少女学校家庭すごろく 」
「 少女世界 大正5年12月号 」の付録です。

作画は、(渡辺文子)(吉田秋光)(吉岡千種)3名の共作。
※ この方々は、後に日本画の大家&閨秀画家として、日本画壇で成功を収められます。

決して豊かではなかった当時の日本。
少女向けの雑貨などは、ほとんどといっていいほど存在しなかった時代。
( 紙 )( 布 )に子供と少年少女の夢を託していたことがよく解ります。

双六は折り紙同様に、わが国独自の紙の文化が好く現れている、馴染み深い正月のお遊戯。
平たい紙には、華やかな夢とユーモアが溢れています(*^^)v

大正5年の日常着は着物。女学生も、ハイカラ袴と羽織を着ています。
明治との違いは、髪型が少しづつ自由になっていること。
束髪にして硬めず、後ろに結んだり&三つ編みにしたり、大きなリボンを付けたり♪

絵画のタッチも、硬質な錦絵から自由なイラストへと変化しています。

大衆文化が花開いた、大正時代の可愛い少女双六です☆★