vintage バービー

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81~2年頃、ワタシが中学生の時。雑誌で初めてバービードールが紹介されているコラムを読みました。
「バストはボン!、ウェストはキュツのえらいセクシーなお人形だった」とあり、
「今では大人のコレクションの着せ替え人形」として説明されていました。

リカちゃんを卒業した私には、次のステップ☆としてとても魅力的に映りましたが、本物を見ることもできないし・・・。
実際に当時の日本では、限られたコレクターだけのファッションドールだったようです。

ビンテージバービーは(50’60年代を彩るオシャレな小道具)として、ファッション誌や広告ではよく登場していたので、掲載の切り抜きを保管しているだけが、ワタシなりの楽しみ方でした。

本物は、87年頃。東京のお宝ショップで何体かを初めてお目にかかることが出来たのですが、コンプリート(完品)で軽く10万を超えていて!とてもとても・・・。(>_<)(*_*)
当時の価格では、購入は諦めるしかありませんでした。(+_+)(T_T)

時は流れて2003年。インターネットの普及で、やっと☆初めてのビンテージバービーを安値で入手する事ができました!。(*^^)v(^^♪

安値の理由はリタッチ。リップが塗り直してあるのでヴィンテージとしての価値が下がるから。
ですが、ワタシの目には、口角が上がってちょっと微笑んでいる表情になっているのが嬉しい!。
(*^_^*) 大満足★のファーストバービーです♪♪。

このバービーの出品は、沖縄のアメリカ雑貨のショップでした。
アメリカから沖縄の基地へ。基地から、輸入雑貨屋、そうして岩手(!)へ。
わが家に届いたバービーは、畳と障子の寝室を不思議そうに眺めていました。

雑誌で目にしてから22年目。改めて思うのですが・・・。
これは「子供のおもちゃ」な人形ではないですよねえ~~・・・!!。(*´ο`*)=3

両手に取って、ちょっと角度を変えてみる。動き出しそうな、完璧なプロポーション!。
ビンテージバービーは、「 女性を形どった造型 」として完成されているのです。

元祖&本家本元のファッションドール=バービー人形。
そのバービーを<「プラスチックの錬金術」>と評した作家さんがいらっしゃいます。

技術と革新の結晶を、凝縮された巧みな表現。
ビンテージバービーを目の前にして、ワタシはその言葉につくづく納得なのでした・・・。

※ 2004年記載 本サイト「人形浪漫館」記事より加筆・修正を加えて転記しました。