断髪の少女たち

 

 

「断髪」から連想するのは＝モダンガール

 

少女雑誌にも、大正末～昭和に入ると

断髪、洋装のモダン少女たちが登場します☆★

 

少女の友　　運動ロマンス号

大正十三年　六月号　表紙「初夏の少女　」　作画　林　唯一　　

 

 

 

少女の友　少女冒険奇譚号

昭和二年　八月号　表紙「盛夏の少女」　作画　林　唯一

 

 

 

 

口絵　年代・作者不詳　（昭和十年前後と思われます）

 

 

 

 

～～～　誌面の抒情詩より　～～～

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

　　　　

 

「断髪」と「洋装」は大正末～戦前モダンの象徴と憧れ。

 

美人画＆広告には多く登場しますが、

現実は滅多にお目にかかれる存在ではなかったようです。

 

昭和初期に国を挙げての洋装化が進められて、

女学生の制服も袴からセーラー服に代わっていきます。

 

 

昭和十年　少女倶楽部　付録　「少女模範文集」

表紙画　加藤まさを

 

 

 

昭和九年　少女倶楽部　付録　花物語「釣鐘草」

表紙画　須藤しげる

 

 

 

 

人々に抵抗無く受け入れられたモダンガール。

 

それは＝「セーラー服の女学生」

 

勉強と修身を学ぶ、前向きな姿。

健気な少女たちの、凛とした横顔でした☆★