大正少女雑誌の口絵ピンナップ★

 

 

 

昔の少女雑誌には「　口絵　」と呼ばれる叙情画と、ピンナップ写真が掲載されています。

その中から、大正時代の写真画像をご紹介いたします

 

　　　　　

 

　題目＝「　花はいかが？　」　※　少女の友　大正１１年　４月号　※ 

 

  

この時代の欧米では、子供たちをモデルにした絵葉書が大流行しています。

現代でも復刻されるほど、天使のような西洋の子供たち。

少女雑誌でも、掲載されていたのですね。

 

　　　　

 

　題名＝「　清き　白百合　」　※　少女の友　大正初期～中期　※

 

※　当時の印刷物から撮影しましたので、不鮮明の点は、ご理解をお願い申し上げます。m(__)m

 

 

背景と組み合わされた、白百合の花。この時代ならではの、モダン浪漫な構図です。

 

　　　　

 

　題目＝「　秋の日　」　※　少女の友　秋の増刊号　」大正２年　※　

※　京都　岡本　徳之助氏　寄贈と表記あり　

 

 

大正クラシックな洋装の少女。　モダン浪漫な懐かしい時代です。

 

　　　　

 

　題目＝「　ストーブの前に　」　※少女の友　大正８年　二月号　※　 

 

 

編み物を楽しむ少女。当時はモダンな手工芸でした。

 

「　静子さんは淡紅色の毛糸を針の先に捲いてはチクチク編んでいらっしゃいます。

どんなに美しい手袋が出来るでせう　」（本文より）

 

　　　　

 

最後に・・・・・。微笑ましくなる一枚！

 

  題目＝ 「　バンザーイ　」 ※　少女の友　大正５年１０月号（第１１号）　※ 

  

 

大正時代の子供たち。無邪気な笑顔は、いつの時代も変わりなく元気！！

 

　　　　

 

少女雑誌は、日本独自の文化のひとつ。

 

一冊の雑誌からたくさんの夢を描いた、大正の少女たち。

その時代に憧憬を抱いて、ふたたび夢を見ている平成のオトメたち。

 

まなざしの向こうには、どんなに素敵な浪漫世界があるのでしょうか☆★