二月から三月へ
~~~ 「 少女の友 」大正十年 二月号 表紙 作画 原田 なみじ ~~~
「 少女の友 」誌の中で、特に大好きな表紙のひとつ(*^_^*)
これが、大正時代に描かれた絵とは思えないほど、素敵な洋装の少女です☆
作画は「 原田 なみじ 」。当時まだ、20歳前後の若き女流画家です。
大正中期~後期にかけて、主に(実業ノ日本社)刊行の雑誌表紙や挿絵を手がけました。
もうひとつ、同じく原田なみじの表紙。こちらは大正十一年の三月号です。
三月らしく、どこかひな祭りを意識しています。
そして、こちらの表紙には、「 珍趣向 」が施されていたようです!
( 珍趣向 雑誌雛 本号は雑誌をこはさずに、(中略) 男女のお雛様が出来ます )
( 裏は男雛で表は女雛 二冊揃へて 夫婦雛 )
( 裏は男雛で表は女雛 二冊揃へて 夫婦雛 )
残念ながら、表表紙の裏には、墨で落書きがあり、裏表紙は欠損。
「雑誌雛」を再現することは出来ません。m(-_-)m
「雑誌雛」を再現することは出来ません。m(-_-)m
どうやら、雑誌の表紙と裏表紙。それぞれに、男雛と女雛が描かれていたようです。
「 二冊購入すれば、対のお内裏様とお雛様になった・・・。」ということのようですね。
「 二冊購入すれば、対のお内裏様とお雛様になった・・・。」ということのようですね。
付録とはまた違った「珍趣向」。ふたたび、この号を手に入れることができたら、きっとこちらでご紹介させていただきます・・・!。