古い活字より。。。

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風邪引き中は、布団の中で「モダン少女浪漫」の書き込みをしていくための研究?でした。

昔の少女雑誌を読みとる作業です。ワタシのように当時の少女雑誌好きでも、中身を読むとなると~・・・。
実は、一苦労(~_~;)

まだ児童文学が確立されていなかった明治~大正初期。内容が固くて&要領を得ない記事も結構あり。
いきなりの超!急展開やら、不可思議な結末。意味がわからない表現もあり、
( メインが表紙と挿絵と投稿欄 )だったのも納得できたりして・・・。

再評価されている「 花物語( 著者 吉屋信子 ) 」という小説が、いかに突出して!!優れた作品であるかもつくづく体感できました。

そんな苦労?をしながら、当時の女学生たちの姿が垣間見える記事に出会うと(発見)気分。
(^_-)-☆
拙い紹介文ながらも、これからの書き込みに生かしていきたいと思います。

あえて大正期~中期に興味を持っていたのは、すでに「竹久夢二」「高畠華宵」「中原淳一」氏が高く評価されていて資料も多いから。

「 大正期の画家=竹久夢二 」
夢二以外の叙情画が、ほとんどといってよいくらいに紹介されていなかったこと。
また夢二は( 女学生の絵をあまり描いていない )ことを不思議に思ったことがキッカケでした。
※ 少女誌の挿画主任を勤めたことはあります。 ※

当時を知りたくて叙情画集を探しても、大正初期の「夢二」から一足飛びに昭和初期の「高畠」「中原」両氏に時代が飛んでしまいます。

( 大正初期~中期の女学生たちは、どんな叙情画の世界を見ていたんだろう?)

・・・そんな疑問から、ワタシの「 モダン少女浪漫 」を探す旅がはじまりました・・・。('-'*)