☆日本のアリス物語☆

 
児童文学「 不思議の国のアリス 」
日本で紹介されたのは明治41年( 少女の友 第一号 )であるとされています。
 
大正6年( 児童 )という教育専門誌には、巖谷小波氏の監修により、
作品の解説と活動写真を加えて「アリス物語」が紹介されました。
 
 
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東欧雑貨のように可愛らしい表紙の( 児童 8月号 )
 「 アリス物語 」の挿絵は、テニエルの線画を模しています。
 
 
 
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アリス物語の解説と(夏の日の午後)をイメージした、素敵なイラスト。
旧仮名遣いが、馴染みのあるアリスとは違う印象を与えますね。
 
 
 
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本文と一緒に、W・Wヤング監督のアリスも掲載されていました。
まだ(映画)ではなくて(活動写真)の時代なのです!。
※ このアリス映画は、DVDで入手可能 ※ 
 
 
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明治から大正期の和製アリス。
 つかみどころのない翻訳は、現代よりも不可思議な雰囲気。
 
活字そのものが美しくて、どこか貴族趣味的でさえあります。
 
~~~ 和洋折衷の( アリス物語 ) ~~~ 
不思議の国へ向かうもうひとつの扉を、古い日本語の中に見つけました☆★
  
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