☆市松人形 お初☆

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念願であり、課題のひとつ=「 市松人形 」を初めてお迎えできました~☆☆。(^o^)丿

~~♪ぱちぱち♪~~・・・と、いっても「ジャンク品」。箱の中で、ばらばらの状態。

骨董も扱うショップで、驚きの激安価格!(^.^)。ワタシは大喜びで、デカイ包みを引きずって帰宅しました。

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こちらが、上半身。優しい面差し♪。人目見て「 これなら理想的☆ 」(*^^)v

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右の眉が本来の形。左の眉は、鉛筆で描いています。
お顔を拭いたら、消えてしまいました!。・・・(T O T)・・・ 勉強です~~~。

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ボディはこの状態。中央にふいごをはめ込みます。

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包み紙には( 木辺にひらがなの「あ」 )のような?次に「月」とあります。

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着物の表面。ちりめん素材です。

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そして、この裏地!。多彩な端切れを使い、とても鮮やか・・・。

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肩のあたり。虫食いがひどくなってました。

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小さな幅の端切れ。赤い布地は、つるつるの素材。他は、帯などに使うような素材。

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モンダイの鬘。人毛で作られています。触れる度にバラバラ毛が落ちて・・・!。
(*_*)(+_+) これには、最初から最後まで苦労しました~~~。

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着物を補修。せっかくなので鮮やかな裏地を表にしちゃいました☆。

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端切れは、帯につかいます☆。着物の常識は、もう超えているのでしょうねw。

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そして、お顔。眉を描き、眼の欠け部分を補います。
本当は、ガラス眼の裏側から描くべきですが・・・。直塗り!!。

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無謀な、自己流の修復!。これでもう、絶対に手元から離れることはないでしょう~!www。
(^^)\(゜゜)

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扱いづらさに、とにかく!泣かされた人毛の鬘。ナント、セロテープで必死の留め。
非常識なのは承知しております!!。これで、精一杯なんです!!。((~_~:)

現代物の鬘も試したのだけど・・・。やはり、本来のこの鬘が自然な形でした。

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こちらのカチューシャは、咄嗟の思いつき。
最後の端切れを、針金にぐるぐる巻き。両側に、小さなリボン=鉢巻リボンにしています。

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鬘の「浮き」を押さえるのと、抜け落ちた部分を隠します。
( この子の場合は、本来の端切れ=持ち味を活かすため、完成された仕様にせず進めました。)

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さあ★。出来上がりました★。(*^_^*)
正等な市松さんとは、かけ離れてしまった感がありますが・・・。

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「 花魁のようだね~ 」とは、お店のご主人のコメント。
たぶん戦前の品で、盛岡の蔵からでてきた「 うぶだし 」だそうです!。

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後ろ姿。たまには裏表を着せ替えて、ちりめん側も活かしましょう♪。

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初めての、市松人形。(*^_^*)
見知らぬ(持ち主さん)より受け継いで、これからは手元の大事な一品にします★。

本物のアンティーク・ドール=受け継ぐ=気持ちのほうが強いですね・・・!。