フランス人形

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昭和40年代後半から~50年頃。ワタシが小学校3、4年生のときが、フランス人形の最盛期でした。

当時( ポーズ人形 )はすでに「昔のモノ」。発展系が( フランス人形 )となるかもしれません。
この時代に大流行した「ベルサイユのバラ&宝塚」の影響もあったのでしょうか。

豪華なドレスをまとったケース入りのフランス人形は、飾ることを意識した創りです。
主に応接間やダイニング。寝室のタンスの上を定位置に、上品に飾られてありました。

和室にはケース入りの日本人形。洋間にはフランス人形。
日本の住宅事情が変化した当時と、ちょうど良い組み合わせであったのかもしれません。

我が家といえば、当時は祖父が同居。「エビス&大黒様」「達磨」の飾りが中心だった家の居間www。
もちろん飾る場所もなく^^;・・・。全く!ご縁がない(フランス人形)でした。

当時、フランス人形が売られていたのは、デパートやインテリア用品店。
華美でゴージャスwな人形たちが30体ほど。3列にだあ~っ!と陳列されてありました☆。

w(゜o゜)w ~すごかったなあ~・・・!。それはそれは、圧巻の光景でした!!。

華やかな衣装のフランス人形。憧れる気持ちはあったのですが、「ケースの中の」「触れない人形」というのは、子供心には不可思議な、もの足りない存在でした。

強く印象に残っているのは、人形本体よりもゴージャスな衣装!★★。
オーガンジーのリボンにハニーレース。サテンの光沢にラメ入りのドレス。羽飾りの帽子にパラソル。
それは、幼い頃に絵本で読んだ☆彡「 お姫さま 」そのものでした☆彡。

現在、70年代の少女雑貨がワタシよりもずっと若い方々の手でリメイク&再評価されています♪。
当時、可愛いファンシーグッズすべてに夢中だった自分は、なんだか照れくさいような・・・。
でも、やっぱり嬉しいのです。(*^_^*)

*写真はイメージです。宇山あゆみさん「少女スタイル手帖」から引用させていただきました。*
※ 2004年記載 本サイト「人形浪漫館」記事より加筆・修正を加えて転記しました。