伯母のあみぐるみ

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15年ほど前から復活し、現在は「手づくり雑貨」にすらなったあみぐるみ
昭和40年代後半。私が6,7歳の頃はまだまだ現役のものでした。

当時、私を可愛がってくれた伯母さんが、手芸本を見せてくれて、
「(^_^) 好きなものを作ってあげるよ」と言ってくれたのです!。嬉しくって★ヽ(^o^)丿本の中から
(クマのあみぐるみ)をお願いしました。

どきどき♪して、待つこと数日。やっと母から渡されたその<物体>・・・。
「・・・コンナンジャナイ・・・!!(・_・;)」( 色が違う。ぐんにゃりしてる。)

子供は欲張りです。当時の私は、本の見本と=【全く同じもの】=を期待していました。

当然、母には叱られます。そして、子供心にも判っているのですっ!。
=「せっかく作ってくれたのだから、大事にしなくちゃ」=って・・・。

だけど、「・・・だってコンナンジャナイモン・・・!。(>_<)」

そのあみぐるみは、ほとんど目を向けられることも&遊ばれることもなく、直ぐに失くしてしまいます。
伯母さんに対しても、胸が少し痛む思いでした。

ふたたび、あみぐるみが流行り、当時の自分を思い出し、う~ん、気まずい思い出。^_^;

そして・・・、「そうだ!、もう一度お願いしてみよう!(^.^)★」と思いたちます。  

しばらくぶりに伯母さんに連絡を取り、伯母は驚きながらも快く引き受けてくれました。

材料のキットを送ってわずか3日目。宅急便で、今度は完璧に同じ作品が私のもとに届きました!☆☆。

同封の手紙には、「この歳になって、頼られるのは幸せです。ありがとう。」と結ばれてありました。

私こそ感謝&感激い~!★\(^o^)/★ 総子伯母さま本当にありがとう!☆☆。

あのとき失くしてしまったあみぐるみは、ずっとそばにあったような、大切な宝物になりました♪。
(*^^)v(*^_^*)

※ 2004年記載 本サイト「人形浪漫館」記事より加筆・修正を加えて転記しました。