日本人形の通信教育・2 「補足トリビア」
※ 2012/7月28日のアメブロ記事を、加筆修正しました ※
昭和30年代に流行した「 さくら人形 」には、
趣味の域を超えた優れた作品があります。
日本人形(尾山人形)が、既に普及し尽くしてしまった現代。
あまりにも馴染みがありすぎて、
その高度な技術すら忘れてしまいがちかもしれません・・・・・。
「月刊にんぎょう」誌には「東京人形学院」という通信講座も大きく紹介されていました。
丁寧な図解で解説されている、さくら人形の製作工程。
この説明書も実に見事。現代の手芸本だって、ここまできめ細かくありません!。
そこで気になったのが、この=「東京人形学院」=
現代でも存在するのか?
気になって検索をかけてみました。
すると・・・・・!
えっ・・・・・!! ユーキャン!?
ユーキャンって・・・・・、あの資格のユーキャン!?!
Σ(・▲・)!
これには驚きましたねーーーーー!!
さくら人形の通信教育から始まっていた、ユーキャン。
意外といえば意外なスタートですが、
あれだけの工程を編集する技能があったのだから、そう驚くことではないのかも?
思いがけない(個人的)大発見でした☆★
「 東京人形学院 」は、現在でも活動を続けています。
『日本美術』としての人形制作なので、
おいそれと入り込める世界ではなさそうですが・・・・・。
御所人形も日本人形も、とうに玩具ではなくなりました。
決して廃れることがない、
脈々と受け継がれる( 日本文化 )に発展していたのです★★