「さるぼぼ」と「這い子人形」

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つるし雛にも使われる「 這い子(ほうこ)人形 」
 
 布で作られた這い子人形は、「 さるぼぼ 」と良く似ています。 
 
愛嬌のある真っ赤な( さるぼぼ )☆
 
( 這い子 )と関連があるのか知りたくて、ちょっと勉強してみました。
 
 
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布製 「這子人形」は日本中に普及していましたが、戦後には廃れてしまいます。 
 
その後、昭和50年代。
飛騨地方が( 観光土産 )として、這い子人形の復刻を手がけました。
 
郷土の伝統を重視し、新たに=「飛騨のさるぼぼ」=として見事に復活・・・・・!
 
「さるぼぼ」は、独自な流れで発展した「這い子人形」でした☆★
 
 
    
 
 つるし雛のお飾り。そのひとつひとつを学んでいくと、 
敷居の高かった伝統工芸や、各地の郷土民具にも自然と目が向くようになります。
 
「 布這い子 」の一説は=「 日本で初めてのぬいぐるみ 」= 
 その起源は・・・・・・・なんと平安時代
 
最も簡略化された形状は、シンプルモダンの極み。 
 
 「 布這い子 」は「 つるし雛の飾り 」 「 飛騨の郷土人形・さるぼぼ 」として。
 
歴史の中に受け継がれ、また親しまれているのでした・・・・・☆★
 
 
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※ 参考資料 ※
 
飛騨のさるぼぼ(飛騨のさるぼぼ製造協同組合・岐阜県
  〝超限定〟にこだわり、「さるぼぼ」を日本一の土産物に
社団法人中部開発センター  
客員研究員 坂口 香代子