♪ひみつの小箱♪ ( 画像はありません・・・。)

※ 2010年6月10日の記事を加筆修正・再アップしました ※
 
 
 小学校の図書館で見つけた、古い詩集。
女学生向けと思われる、こんな内容の一遍がありました。
( ※ タイトル・著者名不明。記憶を元に、再現しました。)
 
 
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ちいさな小箱に、大切な物を入れましょう。
 
千代紙に押し花、あなたからの手紙。
少女の秘密の宝物。
 
宝物をつめた箱は、庭の木下に埋めてしまいましょう。
 
そして大人になった時。そっと小箱を取り出して。
あなたの手紙を取って、ひとり静かに泣きましょう。
 
少女の頃を思って泣きましょう。
 
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・・・・・・ 叙情的なこの詩・・・・・。いいなぁ~~!!
 
当時の自分が、その真意を理解できていたのかどうか?。
もちろん、できている訳がありません。
 
小学生の発想は = 「 ひみつの宝箱 」が欲しい~~!! =
 
帰宅した私はすぐに、白いお菓子の空き箱を探します!
次は、(小箱に入れる宝物)を求めて、部屋中を探し回るのでした!。 
なんとか、小物をかき集めて★( ひみつの小箱 )一丁あがりイ!★
 
・・・だけど・・・どうにも物足りない?決定的なナニカが足りない?・・・・・。
コドモながらに、すぐその理由に気づきました。
 
探せなかった物。持っていなかった宝物。
それは( ひみつ )と( エピソード ) 
 
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( ひみつ )という単語には、もうレトロな響きさえ感じます。
 
70年代に大流行だった、鍵付き日記。
オルゴール箱の、ちいさなバレリーナ。 ガラスの小瓶。
♪「 ひみつのアッコちゃん 」が、持っていたのはコンパクト♪
 
 「 小さな箱 」と「 ひみつの宝物 」
コドモだって、大好きだった組み合わせ。 
 
成人した女性の多くは、(ジュエリー)をお望みなのでしょうが・・・・・。
 
小箱に詰められたちいさな宇宙。
( ひみつ )そのものに、とても魅かれていたようなのでした★
 
 
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